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この季節になると、本当に気分が落ち込む。
寝つけなくなるし、一度眠れても2時間もしないうちに目がさめる。
していたことに手がつかなくなる。それに抗って何かをしようとしても、この強制的な無気力には勝てない。
もう読みかけの本が三冊も溜まっている。自分のことをインテリだと勘違いしているから、つまらない本を買いすぎた。つまらないからこの本はまだ読めない。
ドゥルーズのアベセデールですら見ることができない。パディントンは見れた。やはりそういうことだろう。
随分と詩集を買った。ブレイクは良い。
色々な欲が人並み以下に落ちる。
ギャグ漫画を読んで笑っている時間が一番楽だ。普段は買おうとも思わないのに、新しいギャグ漫画を買ったり、本棚の奥から引っ張り出しては、もう知っている展開に腹の底から笑えてる自分に笑える。
音楽を聴く。バンドのやつ。やはりGalileo Galileiには正しさを感じる。
音楽といえば、なぜ自由七科に音楽があるかを調べた。だいたいはわかった。それでもよくわかっていない。
ギターを練習したい。前々からおもちゃを使いこなせるような人間に憧れを持っている。
演劇用として脚本の原作を書き始めた。それでもこの無気力のせいで、足は亀より遅い。
この時期になると本当に死んだ方がましだと思う。
夢の国のほうがはるかによい。
ブレイクは良い。